トリマー

マキタ製のトリマーです。
昔から愛用しており、Studio7Squaresの工具の中ではベテランの域に入るヤツです。バッテリー式と電源式の両方ありますが、当工房では電源式を使用しています。



溝を彫ったり、面取りをしたりするときに使います。写真のように、ガイドをつけて使用すると材料の端から一定の位置に掘り込むことができます。刃の出し具合で、削る深さを調整します。先端の刃を変えることで、額縁やモールディングに使う様な形の面取りをする事ができます。また、テンプレートや治具を使って(作って)様々な形の溝彫りを繰り返し行う事もできます。

makitaのトリマーで加工した銀杏面
銀杏面という面取り用の刃を使用しました

マキタのトリマーで彫った溝にタイルを埋め込む
四角い溝を掘って、タイルを埋め込んでいます

棚柱の埋め込みを行った本棚
このように棚の側板に棚柱を埋め込みたい時にも使います

ハンディサイズで扱いやすい工具です。工夫次第で幅広い用途に使えるので、プロにはもちろん、DIYをする方も1台持っているととても便利です。

ただし、深い溝や掘りこみたい範囲が広い場合には、トリマーでは負荷がかかりすぎてしまい、無理をするとモーターを痛めてしまいます。そんな時は、もっと馬力のあるルーターという工具を使用します。ルーターはトリマーの刃を使うこともできますし、加工の幅はもっと広がります。

詳しくは、また改めてご紹介したいと思います。

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